祈りのベールの証し:ヴィアン・エリザベス
名前:ヴィアン・エリザベス
年齢:23歳
所在地:ノルウェー
ベールを始めた時期:2014年夏
1)読者のみなさんに自己紹介してください。
こんにちは。私はノルウェー人で、長女です。私はクリスチャン・スクールで教師兼アシスタントとして働いています。また聖書翻訳の勉強もしています。私は2013年の暮れにイエス様を信じました。
そしてそれ以来、人生の中での私の望み、そして目標はただ一つとなりました。――それは、主のため、そして主の働きのため、聖別された人生を生きることです。私は宣教師の伝記を読むのが大好きです。また、ピアノを弾くこと、歌うこと、刺繍・編み物、お料理なども大好きです!
2)どこの教会に通っていらっしゃいますか。そこの教会で、祈りのベールを実践している姉妹の方々は他にもおられますか?
私は保守的なルーテル教会に通っています。多くの誠実な信仰者の集うすばらしい教会です。また、数人の女性たちが被り物を実践しておられます。
3)どのような経緯で、祈りのベールを実践するよう導かれたのですか?
それまで私は被り物についてあまり深く考えたことはありませんでした。でも本当にイエス様を信じて、信仰者になった時、私は初めて「開かれた目をもって」聖書を通読し始めたのです。そして1コリント11章にさしかかった時、そこに書いてある御言葉がぱっと目の前に現われてきました。
こうして私は御言葉によって確信に導かれました。また、祈りのベールの慣習が、教会の歴史を通してこれまでずっと保持されてきたクリスチャンの慣習であることも勉強し、こうして私は確信に導かれたのです。
4)被り物をして最初に主日礼拝にのぞんだ時、どんな心境でしたか?
それほど他の主日と変わったことはありませんでした。また他の方々も別段、奇妙に思っている風ではありませんでした。それどころか、何人かの方々がわざわざ私の所へやって来て、「今も、被り物という聖書的慣習を守ろうとしている人がいることを知ってうれしい!」と声をかけてくださったんです。とても励まされました!
また何人かの子ども達も私に「ねえ、頭の上にのっているのはナニ?」と訊いてきました。おもしろいことに、私が祈りのベールのことについて子ども達に説明すると、たいてい、みんな、「かわいいね!」と言ってくれるんです。ですから、私のベール体験は、かなり肯定的なものだといっていいと思います。
5)ノルウェーにおける被り物の状況について少しお話くださいませんか。ベールを実践している教団・教派はありますか。一般的な福音派教会で――数人ではあってもとにかくベールを実践している女性がいる――というのは日常光景なのでしょうか。
被り物が当たり前の教会というのがノルウェーに存在するのかどうかはよく知りません。でも福音主義教会の中で、今もベールの慣習を守っている女性たちはいるにはいます。
6)人目を恐れるあまり、ベールを実践したくても、そうすることができないでいる女性たちに何か励ましのメッセージがありましたら、どうぞ。
聖書は私たち女性に、「恐れてはいけない。主に信頼しなさい。」と言っています。「祈りのベールは確かに聖書の言う教えだ」と確信したのなら、あとは実践あるのみです。とにかくやってください。主の掟が厄介に感じられたり、従うのが難しく感じられたりする時、「とにかくやる!」――これが私のモットーにしていることです。とにかく主に従うのです。そうすると、後のことは主がなんとかしてくださいます。
また反抗的・挑戦的な心の姿勢でベールを始めることもお勧めできません。それはいわば、「美しいが、たしなみのない女は、金の輪が豚の鼻にあるようだ」(箴11:22)と描写されている女性のようだと思います。
7)被り物に関して、もっともすばらしい点、あるいはもっとも困難な点があるとしたら、それはどういう所でしょう。
私にとって、被り物は、謙遜であることの大切さを常に思い起こさせてくれるものです。また、ベールをかぶっている時、私は自分が女性であること、それから女性であるがゆえの属性といったものについての思いが与えられます。
もっとも困難な点は、、、そうですねぇ、自分のベール姿を、(クリスチャンになる前の自分のことを知っている)人々に見られる時でしょうか。私はちょっと恥ずかしがりやなので、その点で、みなの注目にあってしまうのが苦手です。
でもそれは同時に、主が私の心の中でなしてくださったことについての、目に見える可視的な証しでもあるのかもしれません。
8)どんなベールを使っていますか。どこで購入していますか。
私はGarlands of Graceで買っています。ここのお店のベールはとてもフェミニンです。いろいろな型を使っていますが、今は、スヌード型のベールを使用しています。